楽な仕事

「事務員は楽」はホント?仕事内容などから検証!

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楽な仕事と言えば、事務員を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

事務員は楽な仕事として必ずと言っていいほど挙げられる職種であり、女性を中心に絶大な人気を誇ります。

しかし「事務員=楽」は、事務員をやったことのない人がイメージとして述べているだけのケースも多く、本当に楽かどうかは疑問も残ります。

実際のところはどうなのかが気になりますね。

今回は、事務員が楽かどうかについて、仕事内容や辛いところも含めて検証します。

事務の種類はいろいろある!

事務員とひとくちに言っても、実に多くの種類があり、仕事内容も多岐にわたります。

たとえば、下記は一般的によく知られる事務員の種類と仕事内容ですが、これ以外にも多くの種類や仕事が存在します。

一般事務、受付事務:受付、来客案内、入力・書類作成、電話対応、伝票整理、備品発注

営業事務:資料作成、商品管理、データ分析など営業サポート全般

医療事務:外来受付、診療報酬請求、カルテ入力、患者案内

経理事務:小口精算、仕訳入力、売上・入金確認、財務諸表作成、決算業務

総務・人事:税金、給与計算、社会保険、福利厚生、契約書作成、採用業務、教育・研修、人事評価

貿易事務:通関書類作成、運送便手配、輸出入通関手配、商品納入管理

見ておわかりのとおり、業務によっては専門性が求められるものもあります。

事務員が楽かどうかは、どの種類の事務に携わるかによって変わってくるので注意が必要です。

事務員の年収は高い?低い?

転職情報サイトDODAがおこなった調査によると、2017年の「事務/アシスタント系」の平均年収は329万円でした。

11種類の職種分類の中で、「販売/サービス系」の平均年収326万に続き、2番目に低い結果となっています。

また、人事院がおこなった「平成29年職種別民間給与実態調査の結果」によると、事務係員の平成29年4月分の「決まって支給する給与」は、平均276,322円(時間外、通勤手当除く)です。

これらの調査結果から、事務員の年収相場は300~400万円がひとつの目安であると考えられます。

他職種と比較しても、決して年収は高いほうとは言えないでしょう。

正社員求人は少ない?

事務員は派遣や契約社員、パートなど、非正規というかたちで雇用されるケースが多いです。

求人を見ても事務員で正社員の求人は少ないと感じる人も少なくないと思います。

参考データを元に、正社員求人の傾向を検証してみます。

まずは求人倍率です。

平成30年3月の「事務的職業」(パート除く)の有効求人倍率は0.46倍、新規求人倍率は0.68倍でした。

他職種では1倍を超えるケースが多く、全体(有効求人倍率1.37倍、新規求人倍率1.81倍)と比較しても少ないことが分かります。

また、大手転職サイト・エージェントにおける現時点の事務系職種の求人件数(公開求人ベース)を調査したところ、以下のような結果となり、各社の保有求人のうち1~6%程度の割合となっています。

  • リクナビNEXT…637件
  • リクナビエージェント…1297件
  • DODA…2112件
  • JACリクルートメント…995件

これらの結果から、事務員の正社員求人は、全くないわけではないものの、依然として少ない状況であると見ることができます。

事務の楽なところ

事務員はとにかく楽だと言われることが多いですが、果たして本当なのでしょうか。

ここからは、事務員の楽なところ、辛いところを紹介します。

まずは楽な点について

座り仕事がメインで体力的な負担が少ない

事務所内でのデスクワークが中心の事務員は、他職種と比べて体力的な負担が少ないのがメリットです。

立ち仕事で足腰が痛くなる、暑さ寒さに耐える、重たい物を持つことなどは少ないです。

仕事を覚えればルーティン作業が多い

事務員は、営業や販売のように直接的な売上に貢献するわけではなく、企画やクリエイティブ系職種のように何かを生み出す仕事ではありません。

一度覚えてしまえばルーティン化できる業務も多く、淡々と取り組むことができます。

慣れてしまえば一気に仕事が楽になるのは間違いありません。

残業が少ない

事務職は残業が少なく、毎日定時で帰れる職場も少なくありません。

理由としては、医療専門職のように緊急性が高い業務があったり、営業や販売のように顧客都合に振り回されたりすることが少なく、自分のペースで業務を進めやすいことが考えられます。

事務の辛いところ

楽なイメージの事務員にも辛い点はあります。

知らずに入社してしまうと後悔することにもなりかねませんので、しっかりとチェックしておきましょう。

評価されにくい

売上や利益に直結する職種と違い、成果が目に見えて分かりにくいことから、事務員は非常に評価されにくい職種です。

「できて当たり前、できなければマイナス評価」となる業務も多く、モチベーションを保つことが難しい側面があります。

何でも屋となれば多忙になることも

専門性が低いイメージから、何でも屋として多方面から頼まれごとをすることがあります。

中には、本来事務仕事とは言えない業務範囲を逸脱した依頼もあり、あちこち動き回って多忙になることも。

事務員でも職場によっては毎日遅くまで残業があり、本当に忙しいことがあるのです。

単純作業が多くて疲れる

1日中パソコンで入力作業をする、大量の伝票を整理するなど、単純作業が苦痛だと感じる人もいます。

肩こりや腰痛など職業病に悩まされる人も少なくありません。

事務職に就くために

楽な仕事の筆頭に挙げられることも多い事務職は、今や大人気職業のひとつであるため、採用ハードルは高めです。

未経験応募可能な求人だとしても、実際は経験者の応募も殺到するため、経験やスキルレベルで劣ってしまう可能性もあるでしょう。

転職して事務員を目指す方は、基本のパソコンスキルはもちろん、専門性の高いスキルや知識を身につける、コミュニケーションスキルを磨くなど、それなりの努力も必要となります。

なので事務職へ就くには転職エージェントを活用するのがもっとも有効な方法です。

応募書類の添削や面接アドバイスを受けることができ、ライバルたちに差をつけることができるでしょう。

人気職で応募が集中しやすいことから、転職エージェントの非公開求人として事務の求人が掲載されるケースも多いです。

事務職に就きたいのであればまずは転職エージェントに登録することから始めましょう。

まとめ

事務員はデスクワークが中心で残業が少ない傾向にあることなどから、楽な仕事と言われることが多いです。

ただし、どの事務員も楽だと決めつけることはできず、仕事内容や職場の状況、個人のスキルレベルによっても大きく異なります。

楽な仕事だと思って事務員に転職した結果、後悔することのないように、仕事内容や職場の実態をよく確認したうえで、慎重な転職活動をおこなうようにしましょう。

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